- インサイト
- オープンダイアローグ
- 組織が変わる 2 on 2
インサイトという本がとても面白い。最近、対話や内省とかをキーワードとする本を読んでいたのだけどこれらが繋がっている。 話を整理すると、変化のためには違った観点が必要で、組織や家族を変える場合には他者を巻き込むのが必要。インサイトでは個人の成長には内省は不要としていて、その理由として観点の欠如を挙げている。
オープンダイアローグでは、会話を従来の患者と医者の2人に閉ざすのではなく、より多くの人を巻き込んでコミュニケーションを取る。 また、このコミュニケーションが、対話を聞いてどう思うかというもので、これによりメタな視点が得られる。 これは認知行動療法のワークとも通じるものがあると思う。
『組織が変わる』では2on2という、1on1を2組用意して、その会話をお互いに観察させるという手法が紹介されている。 問題は個人など特定の原因があるのではなく、問題が起きてしまう構造があり、それぞれがその構造の一部であることを認識する。 それを意識するために、使われる質問が、「その問題をもっと大きくするためにできることはありますか?」というもの。
『ふりかえり読本 学び編』で推奨される6つの考え方
- 受容する
- 学びを祝う
- 小さな一歩を踏み出す
- 実験する
- 多角的に捉える
- 高速にフィードバックを得る
この受容するというのが非常に難しい。インサイトという本では、自己認識に向けた障壁に気付くためのエクササイズが紹介されている。
- 認識の盲点
- 感情の盲点
- 行動の盲点
など。
2023/01/26
ChatGPTがセラピー的に扱えるという話を読んだ。内省だと同じことを繰り返し考えてしまいそうな気がするけど、ChatGPTを使ってはきだしするのもいいかもしれない。