情報アーキテクチャー

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昨日久しぶりに情報設計の話をしたのでちょっとメモしておく。
昔、プロジェクトで社内ポータルのお仕事に少し関わることがあって勉強させてもらった。情報をどのように伝えるか、情報をどのように整理して見せるかというのは本当に難しいけどいくつか観点がある。それを意識すると良い気がする。

まずは、情報の取得はPush/Pullのどちらか、最近だとスマホアプリの通知なのか、自分でアプリを開かないと分からないのかというので情報の伝え方を分ける。

また、情報をLATCHという5つの観点で整理する方法。

  • Location (位置)
  • Alphabet (アルファベット)
  • Time (時間)
  • Category (カテゴリー)
  • Hierarchy (階層)

街歩き地図はLocationで示した方が良いが、取引先の一覧は業種ごとにカテゴリー分けして、五十音順が良いかもしれない。また、構造化しやすい情報なら階層構造が良いかもしれないが、色々な内容に触れるブログだと、タグで検索した方が良いかもしれない。

最近Twitterで時刻表への言及があった。 まず、都会の人は移動の手段がいくらでもあるが、田舎の場合は、移動手段に自分の要求を合わせないといけない。そうするとおのずから情報の取得方法が変わってくる。都会の人は所要時間、経路を検索して自分のニーズに合わせるが、田舎の人は時刻表を見るしかない。また、この話の後で、時刻表は1時間ごとのバスや電車の本数を表すヒストグラムとして見ることができるとあった。確かに乗換の検索で移動を検索しても、乗り逃しても大丈夫そうか分からない。これも情報の整理の仕方の一つだと思う。 時刻表

これについてはIAシンキングという本がとても良いのだけど、今手元になくて読み返せないのがとても残念。

追記:この資料が分かりやすくて良かった。 7Cという情報の分類の観点も紹介されている。